■1989年に中国・大連理工大学と合弁会社「大連遠東計算機系統有限公司」を設立しました。
深刻化する国内の技術者不足にともない、近年、多くの企業が注力するオフショア開発。当社は他企業に先駆け、1989年に大連理工大学と連携し、大連初のIT企業(=遠東グループ)を設立しました。
将来のエンジニア不足をいち早く予見し、経済成長の著しい中国の人材マーケットに未来への可能性を見出したのです。
企業連携ではなく、現地大学とパートナーシップを結ぶことで、優秀な人材に最先端のIT技術を教育し、世界のITマーケットに送り出す。この独自ビジネスモデルにより大きな成功をおさめています。
■オフショア開発の成否を左右するのが作業品質であることをいち早く認識し、25年間にわたり、中国から優秀な人材を毎年招聘し、2年間に渡って実際の開発プロジェクトの中で実習させています。
2年間で日本語はもちろん、日本でのシステム開発の仕方、仕事の仕方、日本の生活習慣などをマスターさせています。
■上記の投資を25年間継続して遂行することによって、大連側に日本語を不自由なく扱え、日本のシステム開発スタイルを熟知した開発体制が出来上がっています。